館山の未来をデザインする「繋ぎ手」。宇山大紀氏、2025年度「公認ワーケーションコンシェルジュ」に認定!
2025-09-25
館山の未来をデザインする「繋ぎ手」。宇山大紀氏、2025年度「公認ワーケーションコンシェルジュ」に認定!
温暖な気候と豊かな海、里山に恵まれた館山市は、新しい働き方である「ワーケーション」の推進を通じ、多様な人々が訪れ、地域と交わる「関係人口」の創出に取り組んでいます。
この度、本市の地域おこし協力隊としても活躍する宇山大紀(うやま だいき)氏が、2025年度「公認ワーケーションコンシェルジュ」に新たに認定されました。この認定は、館山市のみならず、日本全体でワーケーションの真の価値を再認識させる大きな出来事です。
■ワーケーションの専門家「公認ワーケーションコンシェルジュ」とは
「公認ワーケーションコンシェルジュ」は、単なる肩書きではありません。一般社団法人日本ワーケーション協会が2021年から認定を開始したこの制度は、ワーケーションやリモートワークの普及、そしてそれを通じた地域活性化に真剣に取り組む、専門的な知識と実践力を有したプロフェッショナルな存在です。
認定には、「多様な働き方」の実践や知見、そして「地域への深い理解」を基準とした厳しい審査があり、それを通過した人物だけが選ばれます。コンシェルジュとして活動するには、リモートワークの知識だけでなく、地域ごとの特色や潜在的な課題に対する深い洞察、そしてその解決に向けた具体的な行動力が求められます。
■都市と地域を繋ぐ、宇山氏の実践力とビジョン
宇山氏は東京都のご出身で、都心部でのビジネス経験を通じて都市型の働き方に課題を感じ、2019年から館山市との二拠点生活を実践されてきました。平日はリモートで企業経営に携わり、週末は館山で地域交流を深める中で、ワーケーションによる地域課題解決の可能性を確信。2024年6月からは館山市地域おこし協力隊に着任し、活動を本格化させています。
宇山氏の強みは、まさにこの「都市と地方の双方を知る視点」です。都心部でのビジネス経験と、館山での二拠点生活から得たリアルな知見を武器に、地方の持つ可能性を積極的に発信。館山市の豊かな資源、住民の皆様の思い、そして都市と地方の絶妙なバランス感覚を最大限に活かし、地域固有の課題を「ワーケーション」という新しい視点から解決することに努めています。
■地域の「変革の火付け役」として
宇山氏の役割は、単なる訪問者と地域の「調整役」に留まりません。彼は自らがイベントやプロジェクトを企画・実行し、地域の方々と共に新しい価値を生み出す「変革の火付け役」です。
例えば、館山を拠点にしたワーケーション体験会を主催したり、南房総エリアの隠れた魅力を掘り起こして情報発信を行ったりと、その活動は多岐にわたります。これらの取り組みを通じて、多様なスキルを持つ都市部の人材と、地域住民や事業者とを繋げる強力な“ハブ”としての役割を果たしています。
さらに、全国のワーケーション先進事例も積極的に研究・分析し、それらを館山市の文脈に合わせて取り入れながら、館山市を日本有数のワーケーション拠点へと成長させる明確なビジョンを持っています。
■館山の、そして日本の新しい働き方をリードする存在へ
宇山氏の明快な取り組みは、これまで「ワーケーション」に馴染みがなかった人々にも、その魅力を身近なものとして伝えています。彼の活動は、働く人々はもちろん、地域住民に対しても「こんな暮らし方・関わり方がある」という新しいライフスタイルの可能性を示しています。
今後、宇山氏が都会と地方の「架け橋」として、日本の新しい働き方や暮らし方をリードし、館山市および南房総地域の多様な魅力をより多くの人々へ広めていくことが大いに期待されます。
館山市は、宇山氏の挑戦が多くの人々の共感と参加を呼び、新たなコミュニティの輪を広げていくことを確信し、その活動を支援してまいります。
市民の皆様、市内事業者の皆様も、ワーケーションで訪れる方々との新しい出会いと交流をぜひお楽しみください。



